足助城は標高301mの真弓山の山頂を本丸として、
四方に張り出した尾根を利用した、連郭式の山城です
真弓山は足助の街並みを眼下に見下ろす要害の地です
足助城は鎌倉時代に足助氏が居城したという『足助七屋敷』の
ひとつとも伝えられますが、この時代の遺物は発見されず、
現在残された遺構は、15世紀以降に鈴木氏が築城した跡と
考えられます
足助鈴木氏の初代忠親は、15世紀後半の人といわれ
16世紀に入ると松平、今川、武田と領主を変えながら、
永禄7年(1564)以降は再び松平(徳川)氏側の城と
なりました
尾張、三河、信濃、美濃への街道が交わり交通の要所であった足助は
戦国諸雄の拠点として是非とも欲しかった城なのでしょうね
足助城は日本で初めて発掘調査に基づいて復元された山城だそうです
因みに有料ですよ